三保良農園ブログ

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堆肥~ふんの話~

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おはようございます。『三宝善農園』の人です。

前々回に肥料の話をしたので、今日は動物性堆肥について少々。

現在、日本で流通している動物性堆肥は、牛糞、豚糞、鶏糞がメインです。
そしてそれぞれに違いがあります。

まず、牛糞ですが、肥料成分としての即効性はあまりありません。
微生物の住処としてじわじわ効くイメージです。
と言うのも、牛は草食動物で、長い長い消化器官を経て糞になるため、栄養素は効率良く牛の体内に吸収されるためです。

一方で鶏糞は堆肥の中では即効性があります。
鶏は空を飛ぶことはできませんが、鳥類です。
そのため、体の作りは他の鳥類のように軽量化しています。

骨密度が低かったり、消化器官が短かったりします。
そのため、鶏糞には消化しきれなかった栄養素がたくさんあります。

基本的に堆肥はじっくりと効いてくるものですが、堆肥の中では比較体早く効果が表れます。

豚糞は牛糞と鶏糞の間ぐらいと言った感じです。

正確に説明すると話が長くなるので、今回はざっくりと説明してみました。
まだ研修中なので「それは違うぞ」などのご指摘などがありましたらコメントを宜しくお願いします。