肥料を料理に例えると
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こんにちは『さんぽうよし農園』の人です。
今日は農園の人らしく、ものすごくざっくりした肥料の話をしてみたいと思います。
肥料は植物が根から吸い上げる栄養になります。
化学式で書くとなんだか難しいものばかりです。
なので、今回は生米にでも例えてみましょう。
生米はそのままでは食べられませんが、長期保存が可能です。
一方、炊いたお米はすぐに食べられる代わりに日持ちしません。
またまたざっくりと言ってしまうと、有機肥料が生米、化学肥料が炊いたお米といった感じです。
化学肥料は即効性がありますが、長く効きづらいものが多いです。
一方で、生米だけでは食べられないんじゃなかろうかと思いますが、土の中には料理人がいます。
それが土の中の微生物。
微生物の活動は、植物が吸収できない物質を吸収できる形に変化させます。
例えるなら生米を炊いてくれる料理人です。
そんなわけで、微生物ってめちゃくちゃ重要な存在なのです。
そして、土を微生物が住みやすい状態にしてくれるのが堆肥です。
料理人の寮といった感じでしょうか。